只今、禁酒中である。
なんだろう、このやる気。
どこか決意を感じる。自分のことだけど。
そして決意とは裏腹に3日に1度は少し飲んでる。
親に「たまには飲みな」って言われる。親、しっかりしろ。
そんな感じで1週間が過ぎた。
毎日体重計乗ってるけど毎日ちょっとずつ痩せてきている。僕のダイエットの敵は案外身近なところにあった。
だって夜中に小腹が空いてごはん1杯食べても痩せる。約500g痩せる。
それともあれか。
解約したての酵素サプリか。実は量より質、みたいな感じの便が出ているのか。
それもこれも全部酒を控えてから気付いた。
僕はお酒が大好きなんだけど、若干相性が悪いようだ。
お酒を飲まないってことは僕の中で、悟りを開くことに似ている。
無我の境地に今いる。
一切の欲を捨てて生きられたらいいのに。
でもそれは生き甲斐すら捨てることになるかも。
お酒を飲まないと、夜が少し長く感じる。
いつもなら夢見心地でまどろんで時間が過ぎる。
素面の僕は何をすればいいだろうか。案外単純なことだけど。
酔っていなかったら友達ともだる絡みしなくて、本当に静かだ。
友達の中の僕って、きっととても小さな存在。
ちょっとだけ、輪の外に出た。
この夜は長くて、静かで、退屈だけど、きっと新しい何かを見せてくれる。
触れられないものは捨てればいい。僕はもう目を合わさない。
時計の針は一秒一秒、夜を切り刻んでいく。
僕は、この夜を長いと嘆くけど、明日を望んでなかった。
朝が来て、日の光を浴びた瞬間、脳内麻薬がどばっと出て、頭がおかしくなる。
夜は瞬時に頭の中から消える。
お酒を飲まないこと。
どこか遠いところまで思考は浮遊する。
こんな気持ちは望んでないのに、そこに落ち着く。
こんなふうにぼやくのも、たまには悪くない。
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