首の皮一枚だけってことは首の骨も切れてるのだろうか。
それとも骨と骨の間をうまーくアレして軟骨をガッとしてあるのだろうか。
頭の自重で首の皮は切れないだろうか。
その前に血管とか切れてるから絶命してるであろう。
なんだかな。
ここ数日のぐずついた天気。
冷たい風を久し振りに思い出した。
僕はこの憎らしい世界で、また新しい何かを探さなくちゃいけない。
それは場所であり、人であり、時間である。
僕から剥がれていったそれらをやっと許せるようになっても、
未だ僕は僕を許せない。
「きっと僕はいつか、自分の手で僕を殺すだろう」
そんな思考が反芻して、それを屑籠に投げる。
だけどすぐ溢れて零れる。
「きっと僕はいつか」
僕は誰に向けるわけでもない言い訳を考える。
首の皮一枚なんてもう死んでるだろう。
そんな頭で考える。
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