デビュー

本日、料理講師見習いとしてデビューしました。

最初にシェフが説明して、僕が作りながら説明して、足りないところをシェフが補足する感じ。
なかなか難しいんですけど、楽しめました。
みじん切りとかしてるとどうしても黙っちゃうね。でも、「みじん切りしてると、黙々と作業しちゃいますね~」つって、スベったのをツッコんで沸かせてトントンにする芸人みたいな感じでいきました。

今日は初回ということもあって、散々な結果だなあと思ってたんですけど、料理教室を終えて 生徒さん一人ひとりと少しお話させて頂いたら、色々質問して下さったり 個人的な質問(お店に食べに行ったら君はいるのか、他でも働いてるのか)をして下さったり、とてもオーラがあって すごく料理人っぽい!ってお褒め頂いちゃったりもしました。
ぜひまたここに足を運んでいただいて、僕の成長もお楽しみください!と言っておきました。


勉強を人に教えるには3倍勉強しないといけない みたいなことを聞いたことがあります。
料理もそれと同じ感じで、料理を教えるにはそれなりに詳しくないといけません。
レシピがあって、『こうするように書いてあるからこうする』ってだけじゃなくて、どういう理屈でこうする必要があるのかまで解ると楽しくなってきます。
そういう理屈をたくさん知って、自分なりに想像して実践と検証していきます。そんな感じでブラッシュアップしていく。楽しい。

アパレルをやってた時によく思ってたんですけど、かっこいい服があって、まあそれはデザイナーさんが試行錯誤してデザインしたものなんですけど、末端の販売員にはその意匠の全てがわからないし、そのアイテムを見て判断する程度になっちゃうんです。一番お客様に接する部分にはそれがわからない。
レストランもだいたい同じで、美味しい料理があって、それをシェフが作るんですけど、ホールさんはその意匠の全てがわからない。料理名くらいしかわからなかったりする。すごく時間と手間が掛かってるって教えても見てないからすごく軽い感じになっちゃうし。一番お客様に接する部分だけどわからない。どうしたものか。

だけど、料理教室って細かく説明しながら一緒に料理を作って、コンセプトをかなり詳しく伝えることが出来るんですね。そんなところも楽しいかと思います。


そんなわけで料理講師見習い1日目の感想でした。
精進します。

0 件のコメント :

コメントを投稿