猪鹿キョン

猪鹿蝶といえば花札の役名ですけど今日は猪と鹿とキョンです。


最近、人里によくこれらの野生動物が降りてきたって話になるんですけど、何で降りてきたの?ってなるじゃないですか。
まあ彼らはだいたい歩いて降りてきたとかノリで降りてきたとか答えるんですけど、それって実際に彼らが言ったの?って話。
答えはノンノンです。実際にはなんとなく僕が適当に言いました。

ほんとの実際のところはどうなんだろう。
田舎に住む僕の目線で、なんとなく思ったこと…

彼らは太陽光発電の乱立によって住んでた山を削られ、工事の騒音やらなにやらで、アレしてるのではないだろうか。

ほんと、山切り崩してまで何作ってんの…って思うと太陽光発電ですよ。
そして近隣の畑に集団でイノシシですよ。
まあきっと、ちょこちょこ畑を荒らしてたんでしょうけどね。
なんていうの、先生にバレないように夏休みだけ茶髪にしてたのが、こう、堂々と茶髪にしてヤンキーと名乗る!みたいな心持ち。

イノシシは猪突猛進っていうように、ズゴゴゴゴって感じの性格。
割と遠くでヤバいな…って思うと遠くにいるうちに方向転換するなりするんですけど、近くでヤバいな…って思うと、ええい!当たって砕けろ!!ってなるの。
だからきっと、行動範囲は狭いんだけど、狭いなりに工夫してリスクマネジメントをしてる。その結果が住宅街横断。悪気はないんだよ。


鹿はあんまり近所で見なかったけど最近はたまに見る。
国道沿いでも見るときある。県道ならまだしも…!って思うときもあるよ。あるけどね。あの、六角形の標識の道だけにしろよー…ってね。市道はもうしょうがない。鹿に譲る。私道に関しては私道なんだから、鹿を迎撃するシステムを私財を投じてアレすればいいと思う。忍者屋敷のトラップみたいなの作ればいいと思う。そしたら泥棒除けにもなるし一石二鳥。

鹿の性格は、首の長さからも推察できるんですけど、実に注意深い。
物音を察知すると、体は危なくない方を向いて、首だけ音のする方へ向く。これによってすぐにでも走れる。
幼い鹿に白い斑点がついてるのは木漏れ日を擬態してるかららしい。普段森の中とかにいるからね。ちょっと揺れてても木々の揺らめきのアレかー…ってなるのかも。
その考え方でいうと、あのツノも木の枝を擬態してるんじゃないっスかー?ってなる。その辺は聞いてなかったんですけど、たぶんそーなんじゃねーの。


キョン。
キョンは漢字で書くと羌らしいです。見たことありそうでない、なんかもやっとする字ですね。
キョン自体も初めて見たときは、ありそうでなかった、みたいな感じでした。
体はヤギみたいな感じ。顔が鹿。
なんかまるっとしていて、首が短い鹿。足はひょろっとしてるんだけど、体はまるっとしてる。キュッ、ボン、キュッ!である。
ジビエとか何年か前から流行ってるけど、今流行ってるか知らないけど、鹿より美味しそう。猪よりももちろん美味しそう。
シルエットはお盆のときに仏壇に飾る、ナスに棒を刺して脚を作ったようなやつに似てる。

キョンの性格は、なんか温厚そう。そしてちょっとぽわっとしてる。危機感ゼロ。
けっこう広い道路沿いにも出没して、袋ごと捨てられた残飯を漁ってたりする。その間に真横を通っても割と無反応だったり反応が遅かったりする。
割と小さいし、もしかしたらコンパニオンアニマルとして一緒に生活するっていうのもアリなんじゃなかろうか。雑食だし。
よく見ると目とかかわいいよね…
ホエジカ科という種類なので番犬ならぬ番羌にするのもアリかも…


そんな感じで最近至るところに出現した太陽光発電を見ながら悶々してます。
DIYをするようになってからよく思うんですけど、お金をかけて大きいものを作って、もうちょっと設備を整えてから・もうちょっと知識を蓄えてから・もうちょっとお金と時間をかければ、作り直さないで済んだりゴミになることなかったんじゃないかな…って思うんです。
頑張って作ったものが時代の変化で(その間に色んなシステムが開発されて)その役目を終えていく。
広大な山を切り崩して作った自然エネルギー。山に植わってる木にも土砂災害防止や水源や環境保全のアレがあると思います。
間引くのであったり色んな計算とか計画の上で開発は行われているんでしょうけどね…

ゲゲゲの鬼太郎で妖怪が悪さをする原因もだいたい土地開発だったり人間の欲のアレだったりしましたし…

だから僕も私欲をアレし、出家します!
幸福を、その、科学で証明してみせます。

とりあえずこのビールが飲み終わってから…

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