カエリウム [Forest blue] その1

昨日のあーだこーだからの制作日誌になります。



 



 



まずちょっと軽くおさらい。



 



・モリアオガエルを飼育する為のビバリウムを作ります。



・モリアオガエルは樹上性なのでしっかりとした枝を配します。



・モリアオガエルは夜行性なので割と静かなイメージで。



 



そんなわけで作っていきます。



 



 



現在稼働中のパルダリウムよりシステム的に若干レベルアップしたものを作りたいので、とりあえず隅に塩ビパイプを立てるタイプのじゃなくてガラスに穴をあけて排水管を配す感じにしたいと思います。



なのでぎゅいーんと電動ドリルで穴をあけます。



 





 



φ25のダイヤモンドコアドリルであけました。



あけましておめでとうございます。



ここにバルブソケットと給水栓エルボをくっつけます。



写真を撮り忘れたけど、ソケットのねじねじと給水栓のねじねじをぐりぐりする感じです。



 



あ、



Blogを編集中なので今撮ればいいですよね。うんうん。3組買っといてよかった。



 





これね。ぐりぐり。



 



正式名称はこんな感じでした。



内径16のやつでちょうどよい感じになります。



 





 



 



えー、続きます…



 



今回のカエリウムは静かめの暗ーい感じにしたいと思いますので思い切って両サイドを壁にしたいと思います。



本当だったら超絶植えれるくんみたいな名前のスポンジみたいなのを使いたいとこなんだけど、異様に高かったような気がしたんですよ。



というわけで生け花とかに使うオアシス的なヤツを使います。ビバリウムでは割と定番です。



 



本当だったらネットを読み漁った感じダイソーとかで買うのが正式な流儀なんですけどホムセンに売ってました。



98円だったんでまあ100均わざわざ寄らなくてもお得でした。






 



売り場にあるやつ全部買い占めてやりましたよ!



どんだけ花生けるんだろこのオヤジ…って思ったでしょうね。



 



こいつを適当にカットします。



 



ここで作業中の重要な写真を撮り忘れたんですけど、こればっかりはどうにもならないなあ。うーん。



えー、シリコンシーラントをコーキングガンでばーっとやりつつヘラで万遍なく延ばしていきます。



ここで大事ことなんですけど、防カビ剤が入ってないやつを選ばないといけません。



ホムセンに行くと色んな種類が売ってて棚いっぱいにあるんだけど大体防カビ剤が入ってます。



よく見ると防カビ剤入りとか書いてあるんだけど、よくわかんないのもあります。



よく読むと、注意事項の最後のほうに「水槽に使っちゃダメ」とか、用途の間にしれっと「カビが生えにくい」とか書いてあります。



逆に防カビ剤が入ってないやつには湿気の多い場所では別のを使ってね…的なことがちょろっと書いてありました…



今回は黒をチョイス。両サイドにうすーく塗る。



 



とりあえず今外側から撮ったのがこちら…



 





まあこんなもんっしょ!なんとかなる!



 



 



なんでうっすーく塗ったのかというとオアシスが横から丸見えなのがダサイから…それだけです…



うっすーく延ばしたら次はコーキングをぐわああっと出してオアシスを接着。



 



左側の壁。



 





ケージを横にしたら作業しやすいね。



 



右側の壁には配管があるのでここで色々キメないといけない。



とりあえず、穴を外側からマスキングテープで塞いでコーキングをまた万遍なく塗り、オアシスにはえいっとパイプで穴をあけてコーキングを塗りたくって差し込む。



内側から継手のねじねじを差し込んでるので横置きしちゃうと飛び出てくるので立てた状態でオアシスをつけなくちゃいけない…なんだこんなの考えたやつ…






オアシスは5個で足りました。



 



そしたら次はなんとなくのイメージでオアシスを削っていきます。



(土を塗ったら埋まっちゃうからしっかり切れ込みを入れたつもりだったけど作り終わったらそうでもなかったヨ…)
あくまで『こういうイメージだよ』っていう設計図を書き込むみたいなニュアンスでいいと思います。作りながら思った。



 



掘削が完了したらごみ袋に屑をひっくり返して掃除機かける。



このくらいのサイズのケージならこういうことも出来ていいよね。大きかったりオールガラスだと重くてできない…






 



大粒の軽石を敷きます。1.5リットルくらいで足りました。



右側の配管のところが隠れる程度まで入れます。手前がちょっと薄め。





あ、配管には鉢底マットをくっつけたよ。



 



そして全体に鉢底マットを敷きます。



ちょっと大きくてもオアシスに差し込んじゃえばぴったりになるからイイネ…



今回はロールタイプのやつを買いました。



 





 



 



この辺りで流木を車の中に置きっぱなしだったのを思い出しました。






 



とりあえず適当な長さで切っちゃいます。



曲がり具合とかささくれ具合で使いたいところ捨てたいところあるでしょうし。



あとはそのときのノリでなんとかなる!






(すっげえ悩んでこうなった…)



あ、鉢底マットの上に赤玉土の中粒も敷いた。



赤玉土の上にはとりあえず家にあった黒土とケト土とくん炭を混ぜて敷きました。これも手前が薄く奥が厚くです…



 



 



パルダリウムにモリアオさんを入れて思ったのは、



大きいカエルなので葉っぱの小さい植物とか細い枝流木とかだと変なスケール感が出てモリアオさんがモンスターかなんかみたいになっちゃう。



大きいから草を踏み踏みしてポキポキしちゃいそうなので希少な植物とかもちょっとご遠慮したい…



産卵して泡まみれになったら枯れちゃうしね…



 



 



そして苦心して作った壁に土も塗りたくる。



ほんとはシリコン固まってからのほうがいいと思うんだけど、まあいっかなって。



 



本当だったらあのー、超絶!究極!!造形くん!!!みたいなやつを使いたいんですけど近場で売ってるとこなくてネットでポチらないといけない。



もし足りなくなったらまたポチらないといけないし、それを恐れて余計に買ったら余計な出費になっちゃうこともあるので…



 



ホムセンに売ってるネルソルを使います。



でた!助っ人外国人にいそうな名前!






パルダリウムを作るときにもお世話になりました…



パッケージがだいぶオシャレになってました。



多肉植物に最適だそうで、オススメの使い方は多肉の寄せ植えを浅皿みたいな鉢に植えて壁に掛けちゃうカンジらしいです。



日光がいい具合に入るところを狙って設置しないと変な風に徒長しちゃいそう。多肉は徒長との闘いっぽくなっちゃうので苦手な僕です…



 



ちなみに極床造形くんがお近くで手に入るなら寄り道してでもそちらを使用することをお勧めします。



お値段的にはさほど変わらないし、ネルソルはなんかすごいジャリジャリしてる…



あと完全に干乾びると水をあげてもはじいちゃうそうです。うーん確かに…



 



 



今回はしっかりオアシスが入ってるし保水力は高そうなのでこれでGoです。



うっすら塗りたくります。






薄すぎるとはがれちゃうしね。割とめんどい作業ですけどできました。



まだダサい造形物にしかみえない。なにこれダサい…



 



苔を乾燥させて千切ったやつをネルソルに混ぜてさらに塗る…






 



こんなんで本当に苔でわっさー!ってなるのでしょうか…



 



 



あ、水場の問題なんですけど、産卵場所はすごいじめっとしてるとこだけど普段は森の中で普通に暮らしてるそうなので、ちょろっと水入れを置くパターンにしたいと思いました。



 



 



そして、仮住まいのモリアオさん達…






 



実は3匹です。



 



そして実は、朝覗いたら先住民のモリアオ1号が動かなくなって瀕死状態で僕は失意のどん底での作業でした。



前足が動かなくて目も半開きで、これは今夜が山だな…って思いました。



 



結局、脱皮の途中で疲れて寝てただけだったようです。



今はケロッとした顔で飛び跳ねてます。カエルだけにね!



 



 



網の上にこれまた仮住まいのツノガエルさんを乗せて。






 



ツノガエリウムはリニューアルする予定でアレでございます…



黒土にしたらどれがうんこだかわかんなくなっちゃった。



 



なかなか色が揚がんないんだけどどうしたらいいんだろう…



 



 



そんな感じでモリアオさんのビバリウム作成がスタートしております。



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