深夜蛍と宿借

蛍の観察会に行ってきました。

ただ蛍を見に行くだけだと思ったらレジュメまで頂いて詳しくお勉強できました。

世界に蛍は2000種類くらいいるそうです。
でもやっぱり南米とかは未だに蛍に拘わらず色んな生物の新種が発見されるからね。まだまだいるんでしょうね。

そして日本には45種類ほどの蛍がいるみたいです。
でもやっぱり地域亜種とかなんとかで別種といわれてるけど同じなんじゃないかってのもあるし、遺伝子レベルでみたらそのまた逆もあったりしそう。
蛍って知られてるようで全く知らないんだなあと思いました。

幼虫は川でカワニナを食べて大きくなるイメージなんですけど、日本に生息する蛍45種類のうち川で幼生期を過ごすのは3種類なんですって。えーですよ。
ゲンジとヘイケと沖縄のなんちゃらってのだけなんだって。


そんなわけでヒメボタルを見てきました。
ゲンジボタルとヘイケボタルは夕方から光るんだけど、ヒメボタルは夜の11時過ぎから深夜1時くらいがピークだとか。
おまけに川ではなくて山にいるし、人工的な明かりにかなり弱くてすぐ光らなくなっちゃうんだって。

蛍の写真っていうと露光時間を長くして、通った道筋がぶわぁーってなる感じな印象なんですけど
ヒメボタルはフラッシュのように一瞬ピカッと光る感じなので通った道筋が点線みたいになって木々の間を飛び回る感じできれい。
森の中で真っ暗だし斜面だしで撮るの大変そうでした。
明かりを全くつけられない中で森を歩くっていうね。でもあっという間に1時過ぎちゃったよ。
一般的な蛍はピークが二時間おきくらいで一旦光らなくなると暇なんだけど、ヒメボタルさんはずーっと点滅してるような感じで飽きませんでした。
けっこう明るいなあって思うけど捕まえてみると米粒くらいしかないんだよね。

まあ僕はカメラやらないんでほんとぼけーっと蛍を眺めてるだけでしたけどね。
たまに横切る子をキャッチアンドリリースするくらいで。
とても貴重な体験でした。


暗くなるまでは海をちょっとぶらっとしてました。

海辺の生物や植物ってなんか楽しいよね。


フナムシに混じってかわいいヤドカリさんがいました。



青って珍しいなあと。
目がかわいいんだよね。
動きもなかなかユニークでかわいい。
カニと違って左右だけじゃなくてバックも前進もできるんだね。
でも動きが昔のバイオハザードくらいカクカクしてて面白かった。



ちょっと背負ってる貝殻小さいなあ。




ちょっとした島に鳥居つけたもん勝ちなところあるよね。
楽しかった。


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