僕は待ってないから
この暗い部屋に閉じ込めて
僕を忘れてほしい
確かなものなど余りにも無くて
曖昧だから美しいのかも
確かなことは今も息をして
静かに僕は まだ生きてる
見たくもないものばかり目に映って
けれどどれもこれも拒めない
知っていたんだ 遠い昔から
暗い路地に逃げては駄目って
じゃあ この感情と どう向き合えばいい?
眩しい朝も鮮やかな春も
僕は待ってないから
この暗い部屋に閉じ込めて
僕を忘れてほしい
何も感じない色を失くした僕は
モノクロの世界で
どれくらい泣いたかな
数え切れないほど 星が墜ちた
それを希望と呼ぶには余りに脆くて
溜息ですら見えなくなってしまいそう
目を閉じれば忘れてしまいそうな
輪郭を愛していたんだ
眠れない夜を
窓を叩く春を呼ぶ風を
遠くで響く轍を踏む音を
この暗い部屋で
ひとつひとつ手に触れて
みんな何か解るのに
けれど僕は 僕が解らない
眩しい朝も鮮やかな春も
僕は待ってないから
この暗い部屋に閉じ込めて
僕を忘れてほしい
何も感じない色を失くした僕は
モノクロの世界で
どれくらい泣いたかな
数え切れないほど 星が墜ちた
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