暖かくなってきたしね。
割とお腹すいただろうし。
と、パルダリウムから出して餌の準備をしてたら
フトアゴさんがケージの中で大暴れ。
もうすごい興奮してガラスに顔くっつけて右往左往。
アゴを骨折してケツアゴヒゲトカゲになりかけてしょんぼりしてたフトアゴさんの豹変っぷりに僕は驚いて、ただただ観察していました…（写真がないってこと…）
もしかしたら両生類のモリアオさんに爬虫類のフトアゴさんは何らかのシンパシーを感じたのでは…（性善説！）
と思ってモリアオさんに近付けてみると、
カサカサっと軽快な足取りで近寄ってギョロっ。
フトアゴさんが狩りをする時の目ですよ。
なんか首を傾げて横目で殺気を殺してる！
もう蛇に睨まれた蛙。同じ爬虫類だしね。
そしたらズズズって間合いを詰めて飛び付いた！
ノーノーノー！ここでレフェリーストップ。
モリアオさんは一応毒あります！それと僕のペット！
先週病院に行ってから毎日流動食で、病院に行く前もガクッと食欲が落ちて食べてなかったし、
このまま狩猟本能を忘れて自ら餌に飛びつくことがなくなってしまうのではなかろうか…
と、割と毎日不安に駆られてたんですけどなんだかイケそう。
ということでイエコをあげてみました。
これまたね。魅入っちゃって写真がね。アレなんですけど。
MLサイズで買ったイエコもフトアゴさんの拒食の間にLLサイズですよ。中にはお前ナニってくらい大きなのもいらっしゃる。
あと産卵床を用意してないんで卵を産めるところを探して卵管をコンテナのあちこちに挿そうとしてたんだろうね。
卵管が使い古した歯ブラシみたいに反り返ったりしてました。
そんなイエコさんの中から割と小さいのを見繕ってフトアゴさんの前へ。
もう野菜ジュースで溶いた高カロリーなフトアゴフードをあげた後だからね。
ダスティング（粉末のサプリをまぶすことだよ！）をしないで食材本来の味を愉しんで頂く感じで。
そしたら、狩人の目！キリッ！からのLLサイズのイエコをガブッ！
固唾を飲んで見守る僕。
久しぶりの歯応えのある餌に前よりもよーく咀嚼して飲み込むフトアゴさん。
おおー！！である。
写真など撮ってる暇はなかったのだ。
肉眼レフに敵うカメラなどない。
でも写真とりたいよねー！と思って2匹目を投入。
瞬く間に捕食。
こっち向いて食べてー！
くそう、回り込んで…
既にお食事は終わってました…
流動食でたぷたぷのお腹の中にLLサイズのイエコ2匹。
流石に3匹目には目を向けず、バスキングスポットでお腹を温めて消化促進。
鼻の頭に脱皮の兆候。
アゴ先を治す為に口周りの代謝がかなり活発になってるのではと推察。
あ、あと何日か前にバスキングストーンを木化石から川っぺりの平たい石に変えました。一旦ね。
アゴ先のかさぶたが痒いらしく、ちょくちょくゴツっとした木化石の角に擦り付けてたからね…
だから傷が治らず悪化してしまったんだね…と、しみじみ。ごめんよ。
今週末再診なので、それまでにベストコンディションに持っていきましょう。フトアゴさん。
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