何の為に

僕は何の為に何をしているのだろう。
目的も目標も理想も同じところにあって、でも道は1つじゃない。

いろんなルートがあって、どの道を選んでも一長一短。当たりも外れもない。


うーん。
ホトケが死んでしまった。
一昨日はなんとか大丈夫そうだった。
昨日はなんかやばそうだった。
今日は死んで固くなってた。

ああ、僕は君の為に何が出来ただろう。
毎日様子を見て、適宜餌をあげて、温度にも気を配って、それでも何か分からないところで、取り返しのつかない欠落に出くわす。

うちに来て幸せだったろうか。
僕に心の隙間を見せてくれただろうか。
そんなことを思う。

僕にとって君は、張り詰めた苦しい世界で、ひとつの綻びになってくれた。
胸に溜まった痼りを解きほぐしてくれた。

なんか悟った顔で、どこか遠くを見てたり、さりげなく目配せしてくれた。
命の重さ以上の何かを感じた。

その佇まいからホトケと呼んでいた。
でも昨日、その仮の名前を卒業して本当の名前をつけようと思ったんだ。

そう君の名は、ブッダ。
まさしく仏さ。仏になってしまったけど。

そしてチビ。君はイエスだ。
君たちは僕の聖なる兄者なのだ。
セイントお兄さんなのだよ。


生き物を飼うって難しい。
よく僕は今まで生きてこれたなって思う。

ああ、星になったブッダ。
まさしく聖☆おにいさんじゃないか。
君よりかわいいカエルに僕はまた巡り逢えるだろうか…

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