射し込む仄明かりさえ眩しい
深く深く沈んでく
そっと 目を閉じて
黒い黒い夜の底
止まない胸の音すら煩い
深く深く沈んでく
呼吸を止めて 苦しくても
溜め込んだ空虚 吐き出したら
この世界は一体 どうなるんだろ
僕は本当は汚いイキモノです
大嫌いなお前らと同じだよ
鮮やかな悲しみだけが降り続ける 澄んだ空を
ずっと見惚れたまま 色の無い涙を流すよ
モノクロに染められてく 夜は白けて また色をつける
何も与えなければ 何も失わないでいられるのでしょうか
干渉し合って もつれ合って もう 原型は留めてない
融合と剥離を繰り返すたび 僕は粉々に散って
鮮やかな悲しみだけが降り続ける 澄んだ空を
ずっと見惚れたまま 色の無い涙を流すよ
モノクロに染められてく 夜は白けて また色をつける
何も与えなければ 何も失わないでいられる
降りしきる切なさに溺れ 寂しさに怯え 伸ばした手を
掴んでくれた君を きっと僕は傷を付けるから
最後までひとりでいて 苦しくても息を止めて
この命が尽きるまで 優しくしないで
黒い黒い夜の底
射し込む仄明かりさえ眩しい
深く深く沈んでく
そっと 目を閉じて
「さよなら」
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