もうね、すごい伸びてて。でも元々ちょっと長いパーマだったのでそんなに気にならず、ツーブロックだけ維持する感じにしてました。
あと、いつも頼んでる人が産休になっちゃったのもあるよね。ここは担当の人が…とか言いたいけど、なんか担当の人っていうとおこがましい。自分そんな足繁く通ってないですもん。2ヶ月に一回ペースだったけど3倍になりました。
そんな感じで行きまして。
まず最初に今回の担当の人が軽く挨拶してね、髪濡らすの。
ある意味、他人に髪を触らせるのって服従なんじゃないかなって。
シャンプー台で髪をざばーっと濡らすんですけど、もうここから始まってるんじゃないか。いや、もうその前から始まってはいるんですけど。
でも髪を濡らされたらもう言われるがまま。
ほぼ「はい」「大丈夫です」としか答えません。NOと言わない男。
それで傷んでる毛先を切ってもらってパーマかけました。
そこだよね。もう僕は彼女の術中だからさ、「今回ひとつグレードの高いパーマやってみませんか?」って言われても「あーはい、じゃあそれで」ですよ。ひとつ返事ですよ。
その毛先が傷んでるんでって言葉を入れられたらもう為す術ない。吾輩は犬でありますよ。
ほんと服従。髪を切らせるとかもう触らせるよりさらにグレード高いからね。やばいよ。
髪を切ってもらってる間、鏡越しに後ろのシャンプー台で、なんかめっちゃ気持ちよさそうにシャンプーされてるおじさんとかいてね。なされるがままの無防備状態。もう命抜かれてるのではなかろうか。
まあ、長いことパーマをぐりぐりしてもらったんですけど、今産休の人が4人もいるらしくてヘルプを呼ばずに頑張ってます!って言ってたんですけど、なんだろう。
前に来た時は確かに、たまに三人がかりで巻いてた。誰かが言ったんだろうね、「巻きでいこう!」とかいって。
でも今日は終始一人でやってた。お姉さんが楽しそうに巻いてた。でも途中でコワモテのお兄さんが来て一人で黙々とやってた。
でも僕は絶対服従。ワンワン!
そんなこんなでパーマが終わって、ぐるぐるの棒をとりながらしれっと言う。
「夏のキャンペーンで炭酸ヘッドスパが1500です」って。
またあれ言うの!傷みがどうとかパーマが落ちにくくなるとか!
もうね、鏡越しに目を合わせないように堅く目を瞑って「あー…大丈夫です…」って。反旗を翻したよ。まあ旗はヨレヨレだし靡いてもいないだろうね…。
でもこう、恐怖政治に打ち勝った気がしたよ。僕はまだやれるって、こう、手をグーにして左胸をトントンってしたね。誓い。
そんなこんなでパーマをかけて頂いて非常に大満足しております。
半年後、また伺いますのでよろしくお願いいたします。
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